預貯金がなく給与の少ない配偶者から、十分な慰謝料を分割払いするという離婚条件を引き出した事例
当事者情報
性別(依頼者) | 女 |
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職業 | 依頼者:パート・アルバイト 相手方:会社員 |
事件情報
離婚の段階 | 調停 |
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離婚請求 | 離婚を求められた |
解決までの時間 | 5か月 |
離婚条件
離婚の原因 | 性格・価値観不一致, 不倫・浮気・不貞 |
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お金について | 慰謝料 |
財産分与 | |
子どもについて | 養育費について |
1 事件概要
浮気を繰り返していた配偶者から離婚調停を申し立てられた事案。
依頼者は、離婚自体は合意してもよかったが、十分な慰謝料と養育費を求めて、当事務所の弁護士に依頼した。
2 解決内容
相手方は、給与が少ないことを理由に、低額の慰謝料と養育費を主張していた。
しかし、弁護士が調停で反論をすることで、分割払いではあるが、依頼者が十分な額を受け取ることができることになった。
3 解決のポイント
相手方に対し、相手方には離婚請求権がなく、当方が離婚に合意しない限りは離婚ができないことを説明した。その上で、当方は、相手方が十分な養育費の支払いを約束しない限り、離婚に合意しないことを主張した。