DV夫に対し、裁判所内で顔を合わせることなく、調停離婚を成立させた事例
当事者情報
性別(依頼者) | 女 |
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職業 | 依頼者:主婦・無職 相手方:会社員 |
事件情報
離婚の段階 | 調停 |
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離婚請求 | 離婚を請求した |
解決までの時間 | 3か月 |
離婚条件
離婚の原因 | DV・暴力 |
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お金について | 慰謝料 |
財産分与 | 預貯金 |
子どもについて |
1 事件概要
夫のDVを理由に離婚を希望していたが、夫に対して、自分で話し合いをすることが不可能なので、当事務所に調停を依頼した。
2 解決内容
調停において、離婚の合意を得ることができた。
3 解決のポイント
DVの証拠写真があったため、配偶者のDVを証明することができた。「裁判になれば離婚判決が出ることは明らかである。」と主張することで、相手方から離婚の合意を得ることができた。
なお、調停においては、裁判所に対してDV事案であることを前もって説明しておくことで、両当事者が出会わないように配慮を求めた。
具体的には、両当事者の裁判所に来る時間をずらしてもらったり、待合室を別階に用意してもらったりした。こうすることで、依頼者は夫を恐れることなく、落ち着いて調停を進めることができた。