離婚を拒んでいた相手から、弁護士に委任することで、協議離婚の合意を引き出した事例
当事者情報
性別(依頼者) | 女 |
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職業 | 依頼者:主婦・無職 相手方:公務員 |
事件情報
離婚の段階 | 協議 |
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離婚請求 | 離婚を請求した |
解決までの時間 | 3か月 |
離婚条件
離婚の原因 | 性格・価値観不一致 |
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お金について | 慰謝料 |
財産分与 | 預貯金, 年金分割 |
子どもについて | 養育費について |
1 事件概要
相手方に浪費癖があり、子どものための預貯金を使い込んだりしていた。
依頼者は、相手方との性格・価値観の不一致を理由に離婚を希望していた。
親族も交えて相手方と話し合っていたが、相手方は離婚に応じようとしなかった。そこで、依頼者は、当事務所に交渉代理を依頼した。
2 解決内容
当事務所の弁護士が、依頼者の離婚への強い意志を伝えることで、離婚の合意を得ることができた。
また、解決金として150万円の一括払いと、100万円の分割払いの合意を得ることができた。
養育費についても、裁判例に従った支払いの合意を得た。
3 解決のポイント
依頼者が弁護士に依頼したことで、依頼者が本気で離婚したいという気持ちが相手方に伝わった。
当初、相手方は離婚原因を作ったことを認めようとしなかったため、慰謝料を拒んでいた。
そこで、慰謝料・財産分与・年金分割をまとめて、「解決金」という名前での支払いを提案し、合意を得ることができた。