妻が浮気しているかもしれない場合の対処方法

「妻が別の男性と浮気しているかもしれない」と感じたら、普段通りに生活を送ることは難しいことでしょう。

しかし、いきなり妻を問い詰めたり、相手の男性を呼び出したりするのではなく、まずは心を落ち着けて証拠収集から始めるべきです。

証拠を集める

妻が浮気しているかもしれないと感じたら、まずは証拠を集めましょう。
いきなり妻を問い詰めたり、浮気相手と思われる男性に連絡を入れたりしても、相手方らは不倫を否定するだけだからです。

慰謝料を請求するには、妻と不倫相手が肉体関係を持っていることを示す証拠が必要です。
メール、通話記録、写真や各種の領収証などを集めるとよいです。それでも足りない場合には探偵事務所に相談してみるのも良いでしょう。

不倫相手に慰謝料請求する

妻が不倫した場合、不倫相手に慰謝料請求することができます。
離婚する場合でも離婚しないケースでも慰謝料請求は可能です。
ただし、離婚する場合は、離婚してからの方が、慰謝料の額は上がる傾向にあります。

相手の住所が分からない場合でも、電話番号などから住所を調べることができる場合がありますので、ご相談ください。

離婚するかどうか決める

妻が不倫しているときにもっとも重要な問題は、妻と離婚するかどうかです。

妻が不倫したとしても、婚姻関係の維持を望むのならば、離婚をする必要はありません。

なお、不貞行為をしていた妻の側から離婚を求めてくることも、よくあります。
しかし、原則として、不貞行為をした側には、「離婚請求権」がありませんので、これに応じる義務はありません。

妻が浮気した場合、離婚の問題でも悩まれる男性の方が非常に多いです。
離婚となると、親権や財産分与などの離婚条件の問題が生じるからです。

お困りの際には、慰謝料請求とあわせて、離婚問題もご相談ください。